R8 静岡県経営指導員研修会|SESSION REPORT

私の悩みは、県内の誰かが通った道。

ローカルマーケティング実践講座対話から始まる、経営指導員の学び合い

顧客目線で導線を設計する経営戦略 | 講師:竹原興紀 | 2026.07.30

グループで対話する参加者研修会会場でのグループワーク経営指導員研修会の案内講義の後、48名が9グループで「自分の相談事例」を持ち寄った
48名参加
9グループ
19件直接確認TAV
5組全体代表共有

※ 個別TAVは、前半を直接収録できた4卓・19件を対象に整理。後半の代表共有5組は重複録音を統合し、別レイヤーとして扱っています。

当日の様子

講義の後に始まった各卓の対話と、全体共有の場面です。

当日の様子 1当日の様子 2当日の様子 3当日の様子 4当日の様子 5当日の様子 6当日の様子 7
当日の写真

WORK DESIGN

課題共鳴マップ 一人の気づきが、誰かの次の相談をひらく

このワークの目的は講義内容の確認ではなく、初対面の経営指導員が相談現場の迷いを持ち寄り、県内に「相談できる仲間」を増やすことでした。円の大きさは、直接収録できた19件のTAVで該当した回答数です。複数タグを含むため、合計は19件を上回ります。

01

私の悩みは、県内の誰かが通った道。

02

他者の気づきが、私の新たな気づきを生む。

03

ワークで近づいた距離を、交流会と次の連携へつなぐ。

8

顧客導線・ターゲット・媒体選択

講座項目:5. 導線設計

持ち帰る問い:信頼理由/既存顧客との再接続

『SNSやチラシを出しても来ない』時、どこで興味が止まり、何が不安なのかを見る。
5

経営者の孤独と学び合い

講座項目:7. マーケサロン

持ち帰る問い:地域の誰と組むと次の価値になるか

制度の案内の前に、悩みを話し切れる相手と場をつくる。
4

数字に出ない資産

講座項目:4. 資産の再定義

持ち帰る問い:売上以外で今も残っている資産は何か

設備、人、後継候補、顧客との関係を、決算書の外にある資産として見る。
4

地域の担い手・接点づくり

講座項目:8. 街づくり

持ち帰る問い:地域の誰と組むと次の価値になるか

若い担い手と既存の事業者が、互いの仕事を知れる小さな接点をつくる。
4

残す・任せる・手放す判断

講座項目:6. 手放す経営

持ち帰る問い:手放すべき仕事、残すべき仕事、任せられる仕事は何か

売上だけではなく、生活、家族、時間、役割から続け方を見直す。

この分布は48名全体の統計ではありません。直接確認できた個別TAVを、レジュメの講座項目と「明日から使える5つの問い」で分類した共鳴の記録です。

LECTURE × TAV

講座の8章と、持ち帰る5つの問い

TAVに出た話を、レジュメのCHAPTER 1〜8へ無理なく対応させました。数字は直接確認TAVでの該当件数です。

CHAPTER 1

原点

街との関係づくり

直接TAVでは該当なし
CHAPTER 2

拡大

売上だけでは見えない経営の重さ

直接TAVでは該当なし
CHAPTER 3

困難

危機の中で残っているものを見る

直接TAVでは該当なし
CHAPTER 4

資産の再定義

無形資産・関係資産を棚卸しする

4件のTAVが接続
CHAPTER 5

導線設計

顧客が迷い、選び、また関わる道筋

8件のTAVが接続
CHAPTER 6

手放す経営

残す・任せる・閉じるを選ぶ

4件のTAVが接続
CHAPTER 7

マーケサロン

孤立を減らし、学び合う

5件のTAVが接続
CHAPTER 8

街づくり

地域版カスタマージャーニー

4件のTAVが接続

経営指導員へ|明日から使える5つの問い

  1. 売上以外で、今も残っている資産は何か。
  2. 売れなくなった商品ではなく、これまで信頼されていた理由は何か。
  3. 既存顧客と、もう一度つながる手段はあるか。
  4. 手放すべき仕事、残すべき仕事、誰かに任せられる仕事は何か。
  5. 地域の誰と組むと、次の価値になるか。

論点ボリューム 直接確認TAVと全体代表共有から整理

直接確認TAVと全体代表共有を混同せず、発話内容を整理しています。各項目右側の「議論を見る」を押すと、その論点の要点・元話題・見えてきたことが開きます。発言者ごとの評価ではありません。

ワーク構造
48名9グループ全体共有

講義を共通言語にし、各卓で担当事業者・地域の相談場面へ置き換えて対話しました。

対話で交差した視点

顧客の行動/事業者の資産/支援の関係/地域の接点を横断し、次の一手を考えました。

論点相対ボリューム比重
顧客目線と導線設計
100
相談・コミュニティ
93
数字に出ない資産
84
ターゲットと手段選定
80
再来店・満足
72
地域との関わり
66
事業の継続・承継
59
学びの実装
48

単語ボリューム

事業85相談74資産26経営者25地域23ターゲット19LINE18決算書14インスタ14手放す12満足10予約8

セッション要約と提言書

今回の中心は、講義そのものではなく、その後の48名・9グループの対話でした。参加者は、マーケティングを発信量の話に閉じず、事業者が持つ資産を見つけ、顧客が知り、安心し、選び、また関われるまでの導線として捉え直しました。

1. 相談の入口を「顧客の動き」から始める

制度・売上・Webの話へ急ぐ前に、顧客がどこで知り、何を不安に感じ、なぜ二回目につながらないのかを聞く。

2. 無形資産を、言葉と導線へ翻訳する

技術、人、常連、地域との関係を棚卸しし、顧客が理解できる表現と接点に変える。

3. 対話を、継続支援の仕組みにする

9グループで生まれた問いを一回の研修で終えず、事例共有・小さな実験・振り返りへつなぐ。

提言:次回は各参加者が一社の「顧客導線」を持ち寄り、9グループで離脱地点・資産・次の一手を相互にレビューする場にすると、今回の学びを相談支援へ実装しやすくなります。

セッションヒートマップ

全体共有を中心とする音声アーカイブから、発話量・発話密度・笑い・肯定的相づち等の反応語を相対的に整理しています。8本の録音は9グループを一対一に表すものではないため、グループ別タブは置きません。

話題の流れ

講義の振り返り顧客と満足資産の棚卸し導線の設計相談・共有

相対的な対話の動き

発話量
発話密度
反応・動き
開始中盤後半共有

総合熱量の推移

全体共有(17分02秒)の18区間を、総合熱量・声量・発話密度・反応の相対値として重ねています。

山 1|08:00顧客目線の導線設計

山 2|12:00会議所の接続機能

山 3・4|14–15:00まとめと次回接続

注記:音声のみの分析です。表情は推定せず、笑い・肯定的相づち等を反応の補助指標として扱っています。

FilmPresso AIファシリテーションApp 機能紹介

進行支援

ファシリテーションタイマー

各卓の対話・発表・振り返りを、同じリズムで進める。

属性整理

参加者属性マップ

次回のグループ設計に必要な視点を整理する。

論点整理

論点・単語ボリューム

会話の重みと、現場で使われた言葉を見える化する。

振り返り

セッションヒートマップ

対話が動いた場面を、音声の相対的なシグナルから振り返る。